日本政府は南西諸島を中心に配備する計画を立てている。有事の際、島に近づく敵の艦艇や上陸を試みる敵の部隊への攻撃に使うことを想定。駐屯地や基地の警戒監視にも活用する。
試験導入するのは、イスラエル製の「ハロップ」や米国製の「スイッチブレード」など。
いずれも標的に体当たりして損害を与える自爆方式の攻撃を行う。自衛隊部隊で有用性を確認後、本格的な配備を目指すほか、国産の開発も支援する。
防衛省は23年度予算の概算要求で、攻撃型無人機を整備する方針を初めて示した。概算段階では金額を明示しない「事項要求」とし、年末までに予算を確定させる見通し。
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