EU諜報組織のトップ、中国への配慮から台湾訪問を取りやめ

欧州連合(EU)の諜報機関、「統合情報センター」(INTCEN)のホセ・カシミロ・モルガド長官は極秘で台湾訪問を予定していたものの、この計画が中国当局の知るところとなったことから訪問を取りやめた。ポリティコ紙が状況に詳しい外交官を引用して報じた。
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モルガド長官は10月、極秘で台湾訪問を予定していたものの、中国当局がこの情報し、台湾訪問を取りやめるよう圧力を行使したという。一方、EU側はそもそも台湾訪問を予定していなかったと主張しているとのこと。長官はナンシー・ペロシ米下院議長が台湾訪問した際の中国側の反応を踏まえ、台湾訪問の計画を放棄したという。
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