松野氏は記者会見で、今冬の電力需給は「依然として厳しい見通し」だと指摘し、「電力の安定供給確保に向けて、引き続き、休止中の火力発電所の稼働や必要な燃料調達、原子力発電所の稼働の確保などに全力で取り組む」と述べた。
報道によると、経済産業省は15日の会議で、今年12月から来年3月までの電力需給の見通しを示した。日本全国すべての地域で安定供給に最低限必要とされる3%の電力供給予備率を確保できる見通しだが、需給が逼迫する可能性に備えるという。共同通信は、全国規模での冬の節電要請となった場合は、2015年度以来7年ぶりになると報じている。