ボレル氏は、「ウクライナへの支援を打ち切ろうという誘惑は、ヨーロッパ社会の一部にはある。そういった人々は、(ウクライナでの紛争に伴う)結果や物価上昇に耐えられないから紛争を終わらせたいのだ。我々はこのような考え方と戦わなければならない」と述べている。
ボレル氏は、今は弱音を吐いている場合ではないと強調し、ウクライナ政府への支援を呼びかけた。また同氏は、欧州連合(EU)はウクライナ政府を無条件に、特に軍事的に支援しなければならないと述べている。
「戦争はしたくないが、戦場で戦争に勝つのは明らかだ、外交は行き詰まる」
これよりも前、日本の松野博一内閣官房長官は記者会見で、日本政府は引き続きウクライナ支援と対露制裁に取り組んでいくとの考えを示した。