対話こそ平和に繋がる唯一のドア=ローマ教皇

ローマ教皇はウクライナ危機について言及した中で、対話こそ平和に繋がる唯一のドアであると訴えた。また、ウクライナに対する自衛目的での兵器供与を道徳的に認める姿勢を示した。
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カザフスタンを訪問していた教皇は専用機の中で記者団の取材に応じた中で、ウクライナ情勢について言及した。その中で教皇は人道的観点から行われる兵器供与を道徳的に容認する姿勢を示した。一方、戦争の長期化を狙った兵器供与、ビジネスのための兵器供与、不要な兵器を捨てるという意味での兵器供与は支持しないとした。
教皇は取材の中で、次のように発言した。

「自己防衛は合法的であるだけでなく、祖国への愛を表明することでもある。自衛しない者、何かを守らない者は、それを愛していない。その反対に、守る者は愛する者である。戦争の正義について考える必要があるだろう」

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教皇は軍事紛争の多さについて言及しつつ、兵器産業を批判し、その資金を飢餓の対策や教育に充てることを訴えた。またウクライナ危機を調停するため、ロシアとの対話を継続する必要性を指摘した。対話こそ平和に繋がる唯一のドアであると教皇は訴えた。
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