グーグル社、無関係のIT技術者に誤って3500万円超を送金

米グーグル社はこのごろ、同社とは全く無関係のIT技術者に誤って約25万ドル(3500万円)を送金した。IT系オンラインメディア「Hot Hardware」が伝えている。
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送金を受けたのは別のIT企業で働くセキュリティエンジニアのサム・カリーさん。返金しようと思ったが、グーグルとのつながりもないため、ツイッターに投稿することにしたようだ。

「3週間前にグーグルから249999ドル送られて、グーグルのサポートからは何も連絡ないんだが。ほかにグーグルと連絡取る方法ある?(別に返さなくていいというならそれでもいいけど)」

ケリーさんは税関連の問題を避けるために、送られてきたお金には全く手をつけなかったという。
その後、グーグルは人的ミスで別のIT専門家に送られるはずだったお金を誤って振り込んでしまったと発表。現在、問題の解決のために動いているという。
日本でも今年4月、山口県阿武町がコロナ関連の給付金、計4630万円を住人の男に誤送金した。男は「オンラインカジノに使った」などと話し返金を拒否。給付金の一部を別の口座に振り替えたなどとして男は電子計算機使用詐欺容疑で逮捕・起訴された。
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