外務省の発表によると、国連総会出席のためニューヨークを訪れている林外相は、韓国の朴外相と約55分間会談した。
NHKの報道によると、元徴用工問題について、朴外相は日本企業の資産が「現金化」される前に望ましい解決策が出るよう努力する考えを改めて示した。これに対し、林大臣は韓国側が責任を持って対応するよう求めた。
その上で、両外相は、外交当局間で行われている建設的なやり取りを評価し、日韓関係を健全な形に戻すため、問題の早期解決に向けた協議を継続していくことを確認した。
また両外相は、核・ミサイル開発を活発化させている北朝鮮に対し、日韓、日米韓協力を推進していく重要性について改めて一致した。
一方、岸田首相と尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領との首脳会談の見通しについて、林外相は「首脳間の接点については何ら決まったことはない」と明らかにした。
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