岸田首相 国連総会出席に向け、米ニューヨークへ出発

日本の岸田文雄首相は20日午前、国連総会に出席するため、米ニューヨークに向けて出発した。21日に日本の首相として3年ぶりに対面形式で一般討論演説に臨む。また、英国のリズ・トラス新首相ら各国首脳との会談を計画している。
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出発に先立ち、岸田首相は記者団に向けて「英国のトラス新首相を始め、トルコ、フィリピン、イラン、パキスタンなどの首脳とバイ会談を予定している」と明らかにし、様々な国際的課題についてしっかり議論を行い、連携・確認してきたいとの考えを示した
岸田首相は当初、19日に日本を発つ予定だったが、台風14号の被害が各地で出ていたことから延期を決めた。
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岸田首相は、国連総会での一般討論演説について「ウクライナ情勢を受け、国際秩序の根本が揺らいでいる今、国連の機能強化を始め、日本の考えをきっちりと発信していきたいと」と述べた。
NHKなどの報道によると、岸田首相は国連総会に合わせ、包括的核実験禁止条約(CTBT)の早期発効を目指し、初の首脳級会合を主催する。「核兵器のない世界」の実現に向け、各国に協力を呼びかけるという。
さらに、ニューヨークの証券取引所で演説も行うことを明らかにし「『新しい資本主義』をはじめ、経済の今後の取り組みや方向性について発信していきたい」と話した。
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