「.375 CheyTac」(9.5x77 mm )口径のスナイパーライフル「ORSIS-CT20」は、2019年に開発され、2020年に試験使用の段階に入った。同バージョンは、2キロ以上の長距離射撃用としてつくられた。
「ORSIS-CT20」は、5177メートル離れた標的に世界で初めて命中した。また専門家は「ORSIS-CT20」について、「標的が一つの場合は成功するが、標的が複数の場合でも上手くいくことは現実的に可能」だと判断した。
オンライン情報サイト「19FortyFive」の評論家クリスチャン・オア氏は9月、プロムテフノロギヤ社が製造するロシア製スナイパーライフル「ORSIS-CT20」はあまり知られていないが、強力な武器だと指摘した。
これまでライフル射撃の世界最長記録は、ロバエフアームズ社のライフルSVLK-14S「スムラク」の4210メートルだった。最近発表された情報によると、スナイパーが「スムラク」でウクライナの数十の標的を破壊した。