安倍晋三元首相襲撃事件

カナダ首相、安倍元首相の「国葬」参列取りやめ 国内の災害対応のため

27日に行われる安倍晋三元首相の国葬に参列を予定していたカナダのトルドー首相が、参列を取りやめることが分かった。カナダ東部に上陸したハリケーン「フィオナ」の災害対応を優先するためだという。日本の各メディアが報じている。
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トルドー首相は24日に記者会見を行い、カナダ東部に上陸したハリケーンにより各地で大規模停電や洪水などの深刻な被害が出ていると明らかにした。
そのうえで、トルドー首相は「日本で行われる国葬には参列しない。我々政府は、被災したカナダの人々の支援に全力を尽くす」とし、災害対応を優先するため、27日に行われる安倍元首相の「国葬」への参列を取りやめると発表した
トルドー首相は、G7(主要7か国)の現職の首脳として唯一、国葬への参列を表明し、24日から28日に訪日する予定だった。
日本の松野官房長官は22日、安倍元首相の国葬について、国内外から合計約4300人の参列が見込まれていると発表した。日本からは44の都道府県知事、700人超の現・元国会議員、1000人を超える各界代表など約3600人、外国からは元職14人を含む49人の首脳級要人が参列する予定。
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