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クローン技術でホッキョクオオカミ誕生 世界初 中国

今年6月、中国で世界初のクローンホッキョクオオカミ(Canis lupus arctos)が誕生し、近いうちに2匹目も生まれる予定。中国のシノジーン(SinoGene)社の米継東(ミー・ジードン)最高経営責任者(CEO)が、「スプートニク」のインタビューで語った。
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米氏によると、1匹目のクローンを作るための体細胞は、2006年8月にカナダからハルビン極地公園へ連れてこられた「メイ」という名前のメスの野生のホッキョクオオカミの皮膚サンプルから採取され、ビーグル犬が代理母となった。なお米氏は、犬にとって代理母となる過程は完全に安全だと強調した。
米氏はまた、クローン個体の健康や寿命は通常の動物と同じであり、生殖能力を維持し、子孫を残すことができ、ライフサイクルや機能は通常の動物と一切変わらないと語った。また、クローン技術は遺伝的多様性を制限しないだけでなく、高めるという米氏は、世界初のクローンホッキョクオオカミの誕生は、絶滅の危機にある野生動物種の保護と繁殖の分野における大きな進展だと語った。米氏は、将来的には絶滅の危機に瀕する動物種や、すでに絶滅した動物種の細胞を冷凍保存して、その後、クローンを作成できるようになると主張している。
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