これまでにロシア代表団はアフリカ、アラブ、アジア地域の主要国と会談を行った他、さらに20カ国との会談が予定されているという。
これよりも前、同省のベラ・チェルケソワ次官は、ロシアのラシッド・イスマイロフ氏をITU事務局長の候補者として推薦すると明らかにした。一方、ウクライナ代表団は全体会議で、ロシアの代表団がITUの指導的立場に就くのを阻止するように提案した。
チェルケソワ氏はこれまでに行われた会議で、ITU事務局長のポストに就く候補者としてロシア人を推薦し、その人物の長所と重要な政策メッセージについて述べた。
「デジタル・トランスフォーメーションと情報技術の急速な発展の中で、ITUは情報通信技術の開発における現在の課題に対処するための集団的アプローチを調和させる国連の主要なプラットフォームであり続けなければならない」
チェルケソワ氏によると、ロシアから候補者が選出されることは、ITUの活動が正しい方向に向かうことを意味すると同時に、変革するデジタル世界という現在のアジェンダに沿ったものであるという。
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