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「宇宙において人間にとって理想的な食べ物」タイの研究チーム、ヤシオオオサゾウムシの幼虫を宇宙食として提案

タイの研究チームは、米航空宇宙局(NASA)の長期宇宙滞在用の食料開発コンペティションにアジアから唯一参加し、タイ南部や近隣諸国で食されている食用の「サゴワーム」を宇宙食として提案した。バンコック・ポスト28日、が報じた。
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サゴワーム(Rhynchophorus Ferrugineus)は、バナナ、ヤシ、サトウキビのプランテーション農業の害虫ヤシオオオサゾウムシの幼虫で、タンパク質と脂肪が極めて豊富。ヤシオオオサゾウムシのメスは通常、ヤシの幹またはサトウキビの「チューブ」に孔をあけて産卵する。
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ヤシオオオサゾウムシの幼虫は栄養価が高いほか、増やすのも容易で、密閉された限られたスペースで育つ。
研究チームは、1度の繁殖サイクルで、地球からの「補給」なしで3年間食料として十分な量を得ることができるとの確信を示している。
スプートニクは先に、研究者らが、宇宙飛行が宇宙飛行士の骨に与える影響を解明したと報じた。
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