プーチン大統領が不当な動員について苦言、全ての過ちを修正するよう安全保障会議で指示

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は先に発令した部分的動員の関係でロシア国民から多くの質問が寄せられていることを受け、全ての過ちを修正し、そうした過ちを今後繰り返さないよう安全保障会議の中で関係閣僚に指示した。
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プーチン大統領は安全保障会議の中で演説を行い、「この動員の中で多くの問題が起こっている、そして全ての過ちを修正し、今後繰り返さないことが必要だ」と発言した。動員された市民の中には、猶予が認められている男性も確認されたという。
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プーチン大統領は動員された市民の中には、多くの子供を扶養している父親や、恒常的な病気を患っている人、動員年齢を過ぎている人などが含まれていると苦言を呈した。その上で、あらゆるケースを個別に検討し、過ちがあった場合は直ちにこれを修正するよう指示した。
また部分的な動員の対象者については、従軍経験を持つ予備役のみに限られるとしたほか、これらの予備役を軍務に就かせる前に、追加訓練を受けさせるよう命じた。
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