再編「サハリン1・2」をめぐる状況

東北電力、「サハリン2」新会社と契約 条件変更なし 

日本の東北電力は30日、ロシア極東の石油・天然ガス開発プロジェクト「サハリン2」をめぐり、事業を引き継いだロシアの新会社と液化天然ガス(LNG)の調達を続ける契約を結んだと明らかにした。NHKが報じた。
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東北電力は28日付けでロシアの新会社と契約を締結した。調達期間など主な条件に変更はなく、東北電力は年間42万トンのLNGを調達する予定だという。
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サハリン2からのLNG調達では、すでに東京電力と中部電力が出資するJERA、東邦ガス、東京ガス、広島ガス、九州電力が新会社と契約を結んだと報じられていた。調達量や価格などの条件は従来と同様だという。
「サハリン2」の新運営会社「サハリンスカヤ・エネルギヤ」のアンドレイ・オホトキン営業部長は先に、ロシア管轄に再登記後、ほぼすべての長期契約者とのLNG供給契約の再締結を終えたことを明らかにした。同氏によると、「サハリンスカヤ・エネルギヤ」は生産量すべてを売ることに成功している。一方、スポット供給については問題が残っているという。
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