東北電力は28日付けでロシアの新会社と契約を締結した。調達期間など主な条件に変更はなく、東北電力は年間42万トンのLNGを調達する予定だという。
サハリン2からのLNG調達では、すでに東京電力と中部電力が出資するJERA、東邦ガス、東京ガス、広島ガス、九州電力が新会社と契約を結んだと報じられていた。調達量や価格などの条件は従来と同様だという。
「サハリン2」の新運営会社「サハリンスカヤ・エネルギヤ」のアンドレイ・オホトキン営業部長は先に、ロシア管轄に再登記後、ほぼすべての長期契約者とのLNG供給契約の再締結を終えたことを明らかにした。同氏によると、「サハリンスカヤ・エネルギヤ」は生産量すべてを売ることに成功している。一方、スポット供給については問題が残っているという。