「キャシー」は2017年に開発された。その足はダチョウの足を参考にしたという。最大の特徴はいつも垂直の体勢を保てるようにしている点で、誰よりも早く走ることができるという。
このロボットは2021年に5キロを53分で踏破したことで知られている。そのときは持久力が試されたが、今回は速さで勝負することにしたのだ。
ギネス世界記録に認定されるためには立った状態でスタートし、ゴールの後にも倒れてはいけないという条件があった。このため記録の達成は、キャシーが速く走るための神経ネットワークと、その場に踏みとどまるためのものの双方を効率的に活用できたということを意味する。
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