Booking.comは9月30日、イスラエルが入植するヨルダン川西を占領地域とするマーキングを導入した。これらの地域を訪問することは、安全、及び人権保護にとってリスクを伴うものとして会社側は表示していた。会社側は、人権団体及びパレスチナ指導部の圧力を受け、この決定に踏み切った。
イスラエル外務省及び観光省はBooking.com の指導部と「慎重に、そして効果的に」検討を行った結果、このマーキングを解除することに成功した。イスラエル政府はこうしたマーキングの解除について、ユダヤ人国家の信頼失墜を目指す闘いでの勝利と評価した。
Booking.comの新たなポリシーによると、世界40個所の係争地で同様のマーキングが行われるという。
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