この傾向は、中国でのガス需要が減少したために起きており、中国企業は余剰のLNGをまず欧州に、そして諸外国に販売して利益を得ている。ウォール・ストリート・ジャーナル紙は「今年1〜8月、中国の港に停泊したLNG船は、前年同期の133隻と比較すると、わずか19隻。つまり、大方が欧州や日本、韓国のバイヤーに転売されたことになる。これは中国と米国にとっての互恵的な関係だ」と指摘している。関連ニュース