防衛大綱に気候変動対処 政府検討、安保上の課題

政府は、年末までに策定する新たな防衛力整備の指針「防衛計画の大綱」を巡り、気候変動対応を安全保障に重大な影響を及ぼす課題と位置付け、防衛省・自衛隊の取り組み強化を明記する検討に入った。
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異常気象や災害の頻発をリスクと指摘した上で、脱炭素への対処や、救援活動増加をにらんだ自衛隊の能力の向上に言及する方向。大綱と同時に見直す「国家安全保障戦略」の関連記述を充実させる案も出ている。複数の政府筋が8日、明らかにした。
防衛大綱は国家安保戦略とともに、政府が改定作業を進める安保関連3文書の一つ。10年間を想定した防衛力の整備目標などを定める。
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