シェンディール氏は、次のように綴っている。
「トルコは、米国、フランス、ドイツ、英国の4 つの主要な西側諸国をロシアと交渉させる計画を立てている。この計画は、まだ西側諸国すべての政府には伝えられていないが、重要かつ私的なルートを通じて米国には伝わっている。この計画に対する米政府の有力者からの最初のコメントは、非常に前向きなものだった。問題は、こうした対話に向けてロシア人の交渉相手が見つかるかどうかだ」
同氏によると、「トルコ政府もウクライナの意思を尊重し、常に開かれたルートを使って、戦術核兵器を使用しない平和な戦争に戻らなければならないと説明してきた。」
記事では「トルコは、ウクライナ政府とロシア政府の両方と対話を確立できる国から、結果を達成するためにこの対話を利用できる国へと進化している。近い将来、トルコのおかげで、西側とロシアが交渉の席につくことになったとしても、驚くにはあたらない」と述べられている。
7月、プーチン大統領はトルコのエルドアン大統領と電話会談を行い、穀物輸出や黒海の航行の安全確保を含む、ウクライナをめぐる状況について協議した。
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