新型コロナウイルス

中国でまたコロナ猛威 原因はゴールデンウイークの大移動

中国当局は、コロナウイルス新規感染者数の新たな増加を受けて、上海などの巨大都市で予防措置を強化し、感染拡大の恐れがある公共の場を一部閉鎖している。
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今週は、中国の新規感染者数は8月以来の高水準に達した。中国では10月1日から7日までは「ゴールデンウィーク」で、この間に多くの市民が遠出をしたために感染が広がった。
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人口2500万人都市の上海では、新規感染者数が毎日2倍以上増えている。上海市当局は市民に対し、11月10日までの期間、最高週2回の感染検査を義務付けている。都市へ入る際のチェックも厳格化され、ホテル等など上海以外の都市からやってくる市民の宿泊先も厳しい検査対象となる。
中国全土では、新たに2089か所で局地的な感染が報告された。この数は8月20日以降で最多。
政府機関紙「人民日報」は、中国は「人口が多く、地域の発展は偏っており、医療資源も不足している」ため、感染が拡大した場合、大規模な経済・社会への跳ね返りは大きくなり、コストも損失も大きくなると警戒を表している。
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