ミャンマー、日本人ジャーナリストにさらに禁錮3年の判決を下す

ミャンマーの裁判所は12日、同国のヤンゴンで2022年7月末に拘束された日本人ジャーナリストの久保田徹さん(26)に「3年の自由はく奪」の判決を言い渡した。久保田さんには5日、禁固7年と3年の有罪判決が下されている。
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久保田さんには12日、出入国管理法違反の罪でさらに禁錮3年の判決が言い渡された。

ミャンマーのヤンゴンで2022年7月末、日本人ジャーナリストでドキュメンタリー制作者の久保田徹さん(26)がミャンマーの治安当局に拘束された。
久保田さんは、2021年2月のクーデターで政権を掌握した軍当局への抗議デモを撮影中に拘束された。
久保田さんは、扇動罪などで起訴された。軍側によると、観光ビザで入国した久保田さんは入国管理法違反でも起訴された。
ミャンマーの軍事法廷は今月5日、久保田さんに対し、電子通信に関する法律違反で禁錮7年、扇動罪で禁錮3年の判決を言い渡した。
久保田さんは慶應義塾大学を卒業後、ロンドン芸術大学の大学院で学んだ。またYahoo! News Japan、Vice Japan、Al Jazeera Englishで働いた。
久保田さんは2021年のクーデター後にミャンマーで拘束された5人目の外国人ジャーナリスト。
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