大量のゴンドウクジラが海岸に打ち上げられる 500頭死亡 ニュージーランド

ニュージーランドの離島の海岸に大量のゴンドウクジラが打ち上げられた。クジラの座礁は、3日の間隔をあけて2回発生した。この地域の海域はサメが多いためクジラの救助活動は不可能で、最大500頭が死亡した。ガーディアンが報じた。
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海岸に打ち上げられたゴンドウクジラのほぼすべてが助からなかった。ニュージーランド当局によると、この海域にうようよしているサメが人間とクジラを攻撃する危険性があったため、生きていたクジラは人道上の理由で安楽死させられた。クジラの死体は、自然分解させるためにその場に残された。
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ガーディアンによると、クジラ類が大量に座礁する原因は完全には明らかになっていないが、一部の学者は、餌をとるために海岸に近づきすぎた群れが道に迷うことで発生すると考えている。
公式情報によると、ニュージーランドの海岸には毎年およそ300頭のクジラ類が打ち上げられており、20~50頭の群れが座礁することも珍しくない。
先に、米国で、水面にジャンプしたザトウクジラが、釣り客を乗せたボートに衝突したと報じられた。
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