安倍派新会長の決定先送りへ 塩谷氏昇格案に若手が異論

自民党最大派閥の安倍派(清和政策研究会)は、安倍晋三元首相の死去後、空席となっている後継会長の決定を当面先送りする方向で調整に入った。同派重鎮を中心に塩谷立会長代理の会長昇格案が有力となったが、若手議員などから異論が相次ぎ、派内の意見集約に時間がかかるとの判断に傾いた。複数の同派幹部が12日、明らかにした。
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当面は塩谷氏ら派閥幹部が中心となって安倍派を運営する見通し。会長不在が長期化すれば、同派の自民党内での影響力が低下しかねず、会長選出に向けた動向は引き続き焦点となる。
塩谷氏は今月6日の派閥総会で、今週にも新体制を決める考えを示していた。
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