G7の財務相らはエネルギー市場の安定に向け、原油増産に踏み切るよう産油国に呼びかけた。また、産油国が「失望させるような決定」に踏み切ったものの、危機的に重要な問題ではOPECプラスに加盟する国々との連携を継続する用意があると指摘した。
また、G7が発表した声明によると、米国は同盟国と連携し、ロシア産原油に対する価格上限のあらゆる点について大きな成果を上げたという。G7は海上輸送によって輸出されるロシア産原油、及び石油製品について、価格上限設定に応じていないものは「包括的、グローバルに」禁止すると表明した。G7はこの合意にオーストラリアが加わったことを歓迎し、この措置により発展途上国が何よりもまず恩恵を受けると強調した。
先にロシア政府は価格上限設定に加わる国々にはエネルギー燃料を供給しない指針を示していた。
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