航空自衛隊 今年度上半期の緊急発進回数が過去最高 主に中国機、ロシアも

2022年度上半期に日本の航空自衛隊が領空侵犯の恐れのある中国の航空機に対して行った緊急発進(スクランブル)の回数は2018年以来最高のレベルに達した。4月1日から9月30日までの半年間の緊急発進の回数は446回。その大半が中国機に対して行われ、続いて回数が多かったのがロシア機となった。防衛省が明らかにした。
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2022年度上半期の緊急発進回数は昨年同時期比で56回増(14%増)。内訳は中国機に対してが340回(76%)、ロシア機に対しては95回(21%)となった。
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緊急発進の回数は昨年2021年上半期より59回増えた。ただしロシアの航空機に対する発進数は102回が95回に減っている。
ロシアはロシア航空宇宙軍の軍機の飛行は上空の使用に関する国際ルールに厳格に則って行われていることを再三繰り返している。
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