カナダが2025年から日本と韓国の主要なLNG供給国になる=カナダ外相

カナダは、2025 年から日本と韓国への液化天然ガス(LNG)の主要な供給国になる。韓国・ソウルを訪問中のカナダのメラニー・ジョリー外相がカナダのメディアに語った。
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ジョリー外相は「我々は、2025年から重要なエネルギー資源の主要な供給者になる」と語った。同氏によると、2025 年には、カナダのキティマット (ブリティッシュ コロンビア州の太平洋地域) に大規模なLNGターミナルが開設され、その20%は日本と韓国の企業が所有する。ジョリー氏は、この計画により、カナダはロシアと中国の影響力の高まりを背景に、アジア地域のエネルギー安全保障を強化できると述べた。
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同氏は、カナダの意図は東京とソウルとの長年にわたるオタワの友好関係によるものであり、「世界の不安定」の高まりを背景に、カナダは「より多くの安定」をもたらすことができると述べた。またカナダは、中国との関係において共通のアプローチを発展させるために、インド太平洋地域の同盟国との関係を強化することに取り組むという。
9月、日本の財務省は、8月に日本がロシアから輸入した液化天然ガス(LNG)の量は前年比で211%も増加したことを明らかにしていた。
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