ザハロワ氏は、公式コメントの中で「シンガポールのジョセフィン・テオ通信情報大臣が11日、タリン・デジタル・サミットにて、ロシアのウクライナへの『侵攻』が原因でサイバー空間の状況が悪化していると発言したことは、同大臣がNATO(北大西洋条約機構)加盟国のプロパガンダ的策略にかかった例だ」と述べた。
ザハロワ氏によると、「ロシアは基本的に一貫して、紛争の防止や情報分野における誤解を解決することを支持している。」しかし、西側諸国は「国家の主権平等の原則に基づき、そうした協力を拒否している」のだという。
ザハロワ氏は「欧米諸国は、いわゆる『政治的帰属』という彼らにとってより便利なメカニズムを推進している。言い換えれば、ある『極秘データ』を参照しながら、すべての問題において『気に入らない』国を根拠なく非難しているのである。しかも、そのようなビジョンを他の国にも押し付けている。その結果、和解ではなく、エスカレートしてしまう」と結論づけた。
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