日本 連続青酸殺人の死刑囚が再審を請求 1人は病死との鑑定書を提出

京都府、大阪府、兵庫県で夫や内縁関係にあった男性計4人に青酸化合物を飲ませ、うち3人を殺害したとして殺人と強盗殺人未遂の罪で死刑が確定した筧千佐子死刑囚(75)側が、京都地裁に再審請求したことが15日、関係者への取材で分かった。共同通信が報じた。
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共同通信の報道によると、筧死刑囚側は、兵庫県伊丹市の日置稔さん(当時75)を殺害した事件について、死因を病死だとする医師の鑑定書を「新証拠」として提出した。
再審請求は9月30日付で、京都地裁は即日受理した。今後、再審開始の可否を判断するという。
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2021年7月、筧死刑囚は殺人と強盗殺人未遂の罪に問われ死刑が確定した。筧死刑囚は2012年3月から2013年12月、遺産目当てで夫の勇夫さん(当時75)と70代の交際男性2人に青酸化合物入りカプセルを飲ませて殺害した。2007年12月にも知人男性にカプセルを飲ませて殺そうとしたが未遂に終わった。
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