国際機関の改革が必要=ローマ教皇フランシスコ

ローマ教皇フランシスコは今月18日に発売される自身の著書『I ask you in the name of God. Ten prayers for a future of hope』の中で、国連をはじめとした国際機関の改革が必要だと呼びかけている。書籍の一部がイタリアの新聞ラ・スタンパに掲載された。
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教皇フランシスコは、世界レベルでの平和と安全に話が及ぶとき、まず初めに連想するのは国連であり、特に国連安全保障理事会だと指摘している。
教皇によると、ウクライナ危機は現在の多国間構造で紛争を解決するためのより柔軟で効果的な方法を見つけることがいかに重要であるかを改めて示した。
ローマ教皇は、今日の世界は「20世紀の2つの戦争で人類が経験した恐怖の拒否を形にする」ことを呼びかける国連憲章に基づいて国連が設立されたときと同じではないことに注目した。
教皇は、これらの制度を新たに存在する現実に対応するように解釈し直す必要があるとの見方を示している。
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またローマ教皇は自身の著書の中で政治権力に対し、進行中の戦争に終止符を打ち、情報を操作せず、軍事目的を達成するために自国民を欺かないよう呼びかけている。
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