保守党の規則では、議員はブレイディ委員長に党首の不信任を求める書簡を送ることができる。不信投票を開始するには、保守党議員の約15%(約54人)の票が必要。不信任案が発表された後、保守党議員全員による無記名投票が行われる。信任とする賛成票を過半数確保した場合、党首はその職にとどまり、1年間の免責を受ける。過半数を獲得できなかった場合、辞任を余儀なくされ、その後の党首選挙に立候補する資格を失う。
同サイトでは「100人近くもの保守党議員が、トラス氏の不信任投票の実施を求める書簡を書いた可能性がある」と述べられている。
ある議員は、ブレイディ委員長は17日に休暇から復帰するが、手紙が山積みになっているので、数人でドアを押し開くことになるだろうと語った。
ただし、同サイトは、提出された書簡の数については、ブレイディ委員長しか把握しないと指摘している。
別の情報筋は、委員会幹部が独自にトラス氏に対する不信任投票を実施する可能性を示唆した。幹部がトラス氏を支持しないと発表した場合、ブレイディ委員長はトラス氏に辞任を勧告することも可能だという。
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