混乱を呼んだトラス政権の税改革、ほぼすべて撤回へ 英財務相が発表

英国のハント財務相は17日、混乱を呼んだ英トラス政権の税改革のほぼすべてを撤回すると発表した。
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14日に就任したばかりのハント氏は「3週間前に提示されたほぼすべての税制措置を見直す。議会は(税制措置の)検討を開始していない」と説明した。
ハント氏によると、法人税は減税されず、所得税の最高税率はもとにもどる。
今回の措置により、毎年320億ポンド(約5兆4000億円)の歳入が得られる見通し。また経済に新たな変化がない限り、所得税の基本税率は20%に据え置かれるという。
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ハント氏はまた、エネルギー価格の制限は2023年4月までとし、それ以降は政府が脆弱層への新たな支援策を検討するとした。
トラス政権が9月末に打ち出した大規模な改革は、金融市場の混乱とポンド安を引き起こした。計画を発表したクワーテング財務相は今月14日に解任され、ハント氏が後任に就任した。
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