アミニさん死後、イラン全土を襲った抗議行動 煽動役にドイツ大使館=マスコミ

在イラン・ドイツ大使館の職員らは、マフサ・アミニさんの死後、イラン全土を襲った抗議行動を調整するため、同じくテヘランに駐在する他の欧州諸国の外交官らと何度も会合を開いていた。現地のファルス・ニュース通信がイランの特務機関の捜査結果を引用して、報じた。
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ファルス・ニュース通信によると、ドイツ大使館の職員は、テヘランに駐在する他の欧州諸国の外交官と数回にわたって会合を開き、イラン国内の社会的緊張の度合いに影響を与える方法を探った。このように、ドイツ大使館は「イランの国内情勢への圧力を強めるために外国政府や国際組織と連携している」
イランではイスラム教で女性の頭部を覆うと定められているヒジャブの被り方が正しくないとして、警察の拘束を受け死亡したアミニ・マフサさん(22)の事件の後、警察を非難する市民の抗議行動や争乱が数週間にわたって続いていた。公式発表によると、マフサさんは取り調べ中に心臓発作を起こし、その後すぐに病院へ搬送されたものの、3日後の9月16日に死亡した。10月7日、イラン法医学組織はマフサさんの死因について公的な鑑定結果を発表。そこにはマフサさんは外傷を受けていなかったと記載されている。
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SNSには、抗議のため女性が自分の髪を切ったり、ヒジャブまたはルサリを燃やす動画が投稿されている。
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