FBIがトランプ氏家宅捜索で押収した文書に、イランと中国に関する情報が含まれていた

ワシントン・ポストは、米連邦捜査局(FBI)がトランプ前米大統領の自宅を家宅捜索した際に押収した文書の中に、イランと中国に関する「センシティブ情報」が含まれていたと報じた。
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消息筋によると、少なくとも文書の1つには、イランのミサイルプログラムに関する情報が記されていた。消息筋は、機密解除すると、米国がそれらを使って情報を収集した方法や人物が明らかになる可能性があると指摘した。
別の文書には、中国における米国の諜報活動が記されていたという。
専門家らは、文書の情報を許可なく開示すると、多くのリスクが生じるおそれがあると説明している。特に、米国の情報機関を支援する人たちが脅威にさらされたり、情報を収集する方法が悪用されるおそれがあるという。また他の国が、米国が秘密裏に行った行動に対して米国に「報復」することを考える可能性もあるとしている。
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FBIは8月、トランプ氏のフロリダ州の邸宅「マールアラーゴ」を家宅捜索した。家宅捜索には、FBI捜査官およそ100人が参加した。トランプ氏はFBIの行動について、2024年米大統領選挙へのトランプ氏の出馬を見越して行われたとの考えを示した。
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