ブディ氏は、インドネシアでは過去10か月間に急性腎障害の報告が241件あり、このうち「22州で5歳未満の子ども133人が死亡」したことを明らかにした。ジャカルタ・グローブが報じた。
急性腎障害は、数日の間に腎機能が急激に低下し、命を落とすこともある。ブディ氏は、55%超という致死率は極めて重苦しい指標だと指摘した。
保健省と管理機関の専門家たちは、死亡した数十人の子どもの医療記録を調査し、1つの同じ法則を明らかにした。腎臓の深刻な問題は、風邪をひいた子どもが子供用シロップの形態の解熱剤または咳止め薬を服用してから2〜3日後に始まっていた。
咳止めシロップのある有効成分の量が多すぎることが原因の可能性がある。用量を超えると、薬が腎臓の損傷を引き起こすおそれがあるという。一方、ブディ氏は、一部の医薬品小児用シロップの危険性に関する結論について、まだ確固たる証拠はないと伝えた。
先に、アフリカで子ども66人が急性腎障害で死亡し、インドの咳止めシロップが原因の可能性があると報じられた。