宇政府高官がロシア語話者の国外追放を主張、国連報道官が苦言呈す

国連のステファン・ドゥジャリク事務総長報道官はウクライナ国防省のアレクセイ・ダニーロフ報道官がロシア語話者を国内から追放する必要性を主張したことを受け、差別的発言は利益をもたらさないと苦言を呈した。
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ドゥジャリク事務総長報道官はウクライナ国防省のダニーロフ報道官がロシア語話者について行っている差別的な発言についてコメントした中で、「この衝突開始以降、我々は多くのレトリックを目にしてきたが、マイルドに言えば、利益をもたらすものではない」と記者団を前に語った。
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先にダニーロフ報道官はウクライナ領からロシア語は完全に消滅しなくてはならないと発言していた。 ロシア語話者のウクライナ人と理解しあうという主張は国家にとって極めて危険であると指摘し、「彼らが我々のもとから離れてくれればいい、彼らは沼にでも沈んでしまえ、そこでカエルよろしく、ロシア語でケロケロほざくがいい」とコメントしていた。
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ロシアのウラジーミル・プーチン大統領はロシア領内においてウクライナ語を禁止することは不当であるとこれまで表明してきた。また、ロシアのワシリー・ネベンジャ国連大使はゼレンスキー大統領がロシア語話者について、「ウクライナからロシアへと消え失せろ」と呼び掛けていた通り、ドネツク人民共和国、ルガンスク人民共和国、及びヘルソン州とザポロジエ州はロシア領への編入を希望するに至ったとアイロニカルにコメントした。
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