NHKによると、目撃者がいないことなどから捜査は長期化する見通しとなっている。
こうした中、海上保安庁は専門家とともに引き揚げた船体の鑑定を行っているほか、これまでに発見された電子機器などの証拠品について、データの復元作業を進めている。
データを復元できれば、沈没する前の船の速度や航路などが確認できる可能性があり、事故原因の特定につながるという。
また、北海道新聞によると、道警と第1管区海上保安本部(小樽)は21日より集中捜索を実施。複数の骨片が発見されている。同部は観光船の乗客乗員の可能性があるとみて、DNA型鑑定を進めるという。
乗客・乗員26人を乗せた観光船「KAZU1」の沈没事故は4月23日に発生。これまでに20人が死亡し、現在も6人が行方不明となっている。
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