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核戦争への備え:日本の核シェルター販売会社

日本の兵庫県神戸市にある「織部精機製作所」は、核シェルター機材の輸入・販売を行う日本で数少ない会社の一つ。同社は今月15日、神戸市にある同社のモデルハウスの地下に設置された核シェルターの内部を公開した。
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核シェルターへは階段か非常口のはしごを伝って移動。密閉状態となるため、内部にはスイス製の空気清浄機が取り付けられており、非常時は汚染された外気を浄化するという。また、簡易トイレやキッチン用品、水などといった生活必需品も常備されている。
織部精機製作所は1905年創業。当初は洋品雑貨を、第二次大戦中は航空機の部品製造などを行っていたが、1962年に核シェルター製造を専門に切り替えた。2017年、北朝鮮の度重なるミサイル発射を受け、日本国内での核シェルターの需要が急増したことを背景に同社への注目が集まった。
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織部精機製作所のモデルハウスに設置された地下核シェルターで緊急避難用マスクを装着する同社取締役の織部信子さん(兵庫県神戸市、15日)

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織部精機製作所のモデルハウスに設置された地下核シェルターに社員と座る同社取締役の織部信子さん(兵庫県神戸市、15日)

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地下核シェルターから外部へ通じる非常口のはしごを上る従業員(兵庫県神戸市、15日)

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地下核シェルターに置かれている生活用品の数々(兵庫県神戸市、15日)

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織部精機製作所取締役の織部信子さん(兵庫県神戸市、15日)

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織部精機製作所のモデルハウスに設置された地下核シェルターに社員と訪れた同社取締役の織部信子さん(兵庫県神戸市、15日)

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地下核シェルターから外部へ通じる階段を上る織部精機製作所取締役の織部信子さん(兵庫県神戸市、15日)

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地下核シェルターに保管されている機材の数々(兵庫県神戸市、15日)

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地下核シェルターで水などの日用品を確認する織部精機製作所取締役の織部信子さん(兵庫県神戸市、15日)

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非常口から地下核シェルターに入る織部精機製作所の社員(兵庫県神戸市、15日)

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