核シェルターへは階段か非常口のはしごを伝って移動。密閉状態となるため、内部にはスイス製の空気清浄機が取り付けられており、非常時は汚染された外気を浄化するという。また、簡易トイレやキッチン用品、水などといった生活必需品も常備されている。
織部精機製作所は1905年創業。当初は洋品雑貨を、第二次大戦中は航空機の部品製造などを行っていたが、1962年に核シェルター製造を専門に切り替えた。2017年、北朝鮮の度重なるミサイル発射を受け、日本国内での核シェルターの需要が急増したことを背景に同社への注目が集まった。