再編「サハリン1・2」をめぐる状況

西部ガス、「サハリン2」ロシア新運営会社と契約締結

日本の西部ガスホールディングスは25日、ロシア極東の石油・天然ガス開発事業「サハリン2」をめぐり、ロシアの新運営会社と液化天然ガス(LNG)の調達契約を締結した。関係者の話をもとに共同通信が伝えている。
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条件の変更はないという。
これまでに東北電力、東京電力と中部電力が出資するJERA、東邦ガス、東京ガス、広島ガス、九州電力がすでに新運営会社と契約を締結した。
ロシアのプーチン大統領は6月30日、「サハリン2」の運営会社をロシア法人に代える大統領令に署名した。新運営会社の「サハリンスカヤ・エネルギヤ」は8月5日に設立。ロシア政府は日本の三井物産と三菱商事による同プロジェクトでの権益維持について承認した。シェルは9月に新運営会社には参加しないことを発表している。
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