ユニパーの発表によれば、2022年1月から9月までの利子および税を差し引く前の損失が48億ユーロとなったとのこと。なお、昨年の同じ時期には6億1400万ユーロの利益があった。
利益の減少はユニパーの授権資本にも直接影響を与え、現在、その半分以上が失われている。ユニパーは12月の後半に取締役会の特別会合を開き、株主に状況説明を行う。これより前、独政府はユニパーおよび親会社のフィンランドのフォータムと、ユニパーを国有化することで事前合意を締結した。
ユニパーは、露「ガスプロム」からの供給が減少したことにより深刻な経営危機に陥ったため、7月、政府に90億ユーロの救済措置を申請していた。
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