同テレビによると、米国は豪ダーウィン市南のティンダル空軍基地に必要なインフラ整備を計画している。基地拡張には最大1億ドル(約147億円)を要し、2026年末に整備完了予定。
米海軍は「豪における米海軍戦闘機の展開は、致命的な航空機を発進させる我々の能力について敵国に強いシグナルを送る」とコメントしている。
新アメリカ安全保障センターのベッカ・ワーサー氏は、中国が台湾へに攻撃準備を進めるという懸念が高まる中、豪におけるB-52配備は中国への牽制になるとの考えを示した。
スプートニク通信ではこれより前、米国が欧州NATO軍基地に新型核爆弾B61-12の展開を加速化させることを伝えた。当初予定の2023年春を前倒しし、2022年12月には配備されるという。ロシア外務省は、米国による核爆弾近代化は同兵器を「戦場兵器」へと変え、核の敷居を下げると指摘している。
関連記事