10月の市場介入、「一定の効果あった」=鈴木財務相

外国為替市場での急速な円安の動きに歯止めをかけるため、政府・日銀が10月に総額6兆3000億円余りのドル売り円買いの市場介入を行ったことについて、日本の鈴木財務相は「介入には一定の効果があった」との認識を示した。NHKが報じた。
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10月の政府・日銀によるドル売り円買いの市場介入について鈴木財務相は閣議後の記者会見で「為替介入は実施直後に公表するときもあれば、公表しないときもある。これは急激な変動をならす効果を最大限に高めるためだ。介入には一定の効果があるだろうと考えている」との認識を示した。
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また、円相場の動きについて「投機による過度な変動は容認できない。為替市場の動向を高い緊張感をもって注視するとともに、過度な変動に対しては適切な対応をとりたい」と述べ、投機的な動きを改めてけん制した。
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