ウクライナでの露特別軍事作戦

米国メディア ウクライナへの米軍配備に懸念

西側諸国から供給された兵器の点検を行うために米軍をウクライナに派遣することは、ロシアと北大西洋条約機構(NATO)の全面的な衝突にエスカレートする恐れがある。米国の軍事専門メディア「19FortyFive」のコラムニストであるジャック・バックビー氏が、このように指摘している。
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米国が立てた計画によると、ウクライナ政府が最先端の通常兵器をモニタリングし、その所在を確認する作業を米軍が支援するという。

米軍がウクライナで戦うことはないが、NATO加盟国の兵士の存在そのものが、紛争に大きな進展をもたらす。この決定は、兵士のだれかが負傷した場合に難問が発生することを意味する」

「米国の核兵器現代化、核使用のハードル下げる」=露外務省が懸念
バックビー氏は、ロシアの攻撃で米軍兵士が亡くなった場合、NATOへの攻撃とみなされる可能性があると指摘している。

「NATOへの攻撃は、NATO加盟国の軍事的反応を引き起こし、ひいてはロシアとの全面的なグローバル紛争に発展しかねない」

バックビー氏は、米国当局は「このような事態の変化」に備えて、あらかじめ計画を考案していたとみている。
米国は、ウクライナでの戦闘行為に米軍兵士は参加しないと繰り返し強調している。
これよりも前、米国のコラムニストでイラク戦争退役軍人のダン・コールドウェル氏は、西側諸国はウクライナにおけるロシアの特殊作戦を阻止できる機会はあったと発言した。
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