ショルツ首相はその際、中国はロシアに影響を与える必要があると強調した。
ショルツ氏によると、習近平氏との会談の際にもこの問題を提起したという。
中国外務省は首脳会談について「両国首脳はウクライナ危機について意見交換した。習近平国家主席は、中国は平和交渉の前進、バランスのとれた効果的で持続可能な欧州平和社会の構築への協力において、ドイツとEUの重要な役割を支持すると指摘した」と発表した。
また習近平氏は「現在の状況において国際社会は、ウクライナ危機の平和的解決のあらゆる取り組みを共同で支持し、すべての当事者に対し、一刻も早く直接コンタクトをとり交渉再開の環境を整えるよう、合理性と自制心を発揮するよう呼びかけなければならない」と強調した。