米輸送軍司令部の発表では、「1月21日に開始したウクライナのための軍事貨物の輸送は継続されている」とされ、2月3日には、米国領内に駐留する米軍の欧州向けの輸送が始まったと付け加えられている。
添付されたデータによれば、10月30日時点で、ウクライナを含む欧州向けの兵器、装備、人員の輸送を目的として、845回の航空便、47隻の貨物船、114両の鉄道、3400台以上のトラックが使用され、それにより1万6000人以上の人員と6万3000基以上の対戦車兵器、8万4100トンの兵器と装備、銃器のための6820万発の弾薬、96万6500発の砲弾、202基の砲兵システム、1400基の対空システム、46台のレーダー装置、15機のヘリコプター、26隻の巡視艇が派遣された。
11月初旬、ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相は、NATO(北大西洋条約機構)は、前進基地を用いたロシアの抑止から、ロシア国境付近での大規模な集団的防衛システムの構築に移行しつつあると述べた。
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