日中首脳、来週会談を検討 3年ぶり、関係安定図る

日中両政府が、東南アジアで来週開かれる国際会議に合わせ、岸田文雄首相と習近平国家主席による首脳会談開催を検討していることが分かった。実現すれば日中首脳の対面会談は約3年ぶりで岸田氏にとっては初。
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異例の3期目に入り権力基盤を固めた習氏との間で日中関係の安定化を図りたい考えだ。台湾問題や沖縄県・尖閣諸島を巡るやりとりが焦点となる。複数の外交筋が7日、明らかにした。
会談は15~16日のインドネシアでの20カ国・地域首脳会議か、18~19日のタイでのアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の場を想定。日本の呼びかけに、中国も前向きな姿勢を示しているという。
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