松野官房長官、葉梨法相を注意 死刑巡り「軽率な言動」

松野博一官房長官は10日、首相官邸で葉梨康弘法相と面会し、葉梨氏が法相は死刑(執行)のはんこを押す地味な役職などと発言したことに対し「軽率な言動がないようにしてほしい」と注意した。葉梨氏は法務省の職務を軽んじるような印象を与えたとすればおわび申し上げると伝えた。葉梨氏が会談後、記者団に明らかにした。
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葉梨氏は9日夜、東京都内の会合で「だいたい法相は朝、死刑(執行)のはんこを押す。昼のニュースのトップになるのはそういうときだけという地味な役職だ」と発言。野党側から「死刑執行という厳粛な任務への冒涜だ」「あまりに軽すぎる」と非難が相次いだ。
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