ブルームバーグによると、投資家らはアマゾンの2022年第3四半期決算のネガティブな結果が発表されたのを背景に、記録的な数のアマゾン株を売却した。また時価総額の減少は加速するインフレや金融引き締め政策とも関連しているという。
アマゾンの第4四半期の売上は1400億ドルと予想され、アナリスト予想(約1550億ドル)を下回った。第4四半期は通常ホリデーシーズンに向けた購入によりアマゾンの売り上げは増加するが、買い手は現在、経済の不確実性が高まっている中で支出の削減に努めている。
アマゾンの株価は今月9日の取引で4.3%下落した。同社の時価総額は2021年7月に記録した1兆8800億ドルから8790億ドルまで減少した。アマゾンの創業者ジェフ・ベゾス氏の資産は年初から830億ドル減少して1090億ドルとなった。
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