再編「サハリン1・2」をめぐる状況

「サハリン2」のLNG ロシア、市場価格で販売開始

ブルームバーグは10日、ロシア極東の石油・天然ガス開発プロジェクト「サハリン2」の液化天然ガス(LNG)について、もは​​や割引価格では販売されておらず、市場相場に近い価格で12月分としてアジア向けに3口出荷することが決まったと報じている。
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ブルームバーグによると、買い手が購入時に二次的制裁や風評被害をそれほど恐れなくなったのが理由。
また今のところ、ロシア産LNGやその購入者に対して制裁を科した国はなく、欧州連合(EU)がロシア向けLNG生産設備の輸出を規制しているだけとなっている。2月にロシアがウクライナで特殊軍事作戦を開始した後、多くの国や企業がロシアの供給業者との提携を懸念したため、ガスは割引価格で販売されていた。
一方、10月のロシア産LNG輸出量は、3月31日以来の高水準となった。日本や韓国はロシア産LNGを長期契約ではないスポット市場で購入することを拒否したのに対し、中国は購入量を大幅に増加した。
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