インターネット上にはネコが足を引きずるようにして病院の受付へと入っていく様子をとらえた、防犯カメラの映像が公開されている。
医師が診察したところ、このネコは後足を骨折していた。副木(添え木)で患部を固定し、包帯を巻いた。治療中、ネコは逃げようとはせず、落ち着いていたという。
このネコには「ダブショ」という愛称がつけられた。しばらく医師の観察下におかれたあと、外に放された。ダブショは病院の近くに居候しているといい、その後も包帯を替えに数回訪れたという。
ダブショが病院や治療という概念をどこまで理解しているかは不明だが、「ここなら治してくれそう」と何か感じるものがあったのだろうか。
これまでに、インドでも病院に顔をけがをしたサルが子ザルと一緒に訪れ、医師に助けを求めた事案が報じられている。